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研究のためアメリカまでやってきました。海外生活や研究に使っているショウジョウバエの話を徒然に書いています。この小さな手にいかほどの夢をつかんで帰ることができるのだろうか・・・
by takabo34
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生きながら火に焼かれて

生きながら焼かれて(dadaist dancer01jp)

たまにコメントをいただいているdancer01jpさんが
紹介していた本にずっと興味を持っていた。
「生きながら火に焼かれて」
タイトルから強烈なインパクトを受け、
おそらく大きな衝撃を受けるであろうと覚悟を決め、
自分が元気な時に一気に読もうと決めていた。

帰国して新宿の紀伊国屋で購入。
日本にいる時よりも、アイオワに戻ってから読んだ方が
じっくりとこの本に入り込めるだろうと思い、
日本滞在中、飛行機の移動中一度も眺めず、
4月12日、13日の二日間で読みきった。


大筋を簡単に説明しておこう。

中東シスヨルダンの田舎の村では女性は男児を産むためだけに
存在している。学校に通うことも無く、幼い頃から仕事をさせられ、
まさに、奴隷のように扱われて育つ。

婚前交渉はご法度。
婚前にSEXなどしてしまっては、家の恥!
自分の娘が淫乱娘であると村で噂になると、
家の恥を取り除くため、親は娘を殺してしまう。

父、息子らで家族会議が開かれる。
その会議に女性は母以外含まれない。
その会議で話し合われるのは「生かすか、殺すか」ではない。
「いつ、どこで、どうやって殺すか」である。

この本の筆者は自分に好意を寄せていた男性、
初恋の相手と17歳で結ばれる。
そして妊娠してしまう。
「結婚する」という男の甘い囁きにだまされたのである。

その後父や息子達の家族会議が開かれたのである。
その結末やいかに・・・
どのように死のふちから生き返ったのか。
その生き様やいかに・・・


読み終わって、考えさせられる、という感じはなかった。
ただただ、著者の潜り抜けてきた過去に呆然とし、
リアルな戦争映画を見終わった時のように、
疲れきってしまった。

これは民族間の文化の違いである。
娘を殺そうとした両親に罪の意識はまったく無い。
むしろ、処刑したことを誇りに思っている。

    この思想の違いってなんだ?

私は日本という国で教育を受けた。
アメリカにきてその教育の全てが正しいわけではないことを知った。
しかし、
おおよその方向性はそれほど間違ってはいない。
人間としての価値観にそれほどギャップを感じはしない。

  ヒトの嫌がることはしない
  困っていたヒトがいれば助けてあげよう
  喜ばれるとうれしい

中東の田舎の村では違う。

更に驚くべきことは
こういった悲惨な風習がトルコ、イラン、イラク、パキスタンなど
多くの国々の村で脈々と生き続けているということだ。

この問題を解決するためにはどうすればいいか?
今の私には皆目見当もつかない。
あまりに壮大で複雑なこの問題はいかにして解決されるべきなのか?
その国で革命でも起こらなければならないのだろうか?

これらに思考を延ばすことは
今の私では非力すぎて不可能である。

それが私の感想であった。
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by takabo34 | 2005-04-17 06:51 | 海外生活
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