excitemusic

研究のためアメリカまでやってきました。海外生活や研究に使っているショウジョウバエの話を徒然に書いています。この小さな手にいかほどの夢をつかんで帰ることができるのだろうか・・・
by takabo34
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
メモ帳
ランキング参加中。面白かったら下をクリックしてやってください。
---------------------
人気blogランキング
---------------------

アイオワの天気
The WeatherPixie

カウンター
(Since 8/30/2004)




お勧めブログ
さきこ さんのブログ
zephykix さんのブログ
空の向こう Over the Sky


検索
カテゴリ
フォロー中のブログ
以前の記事
最新のトラックバック
環境破壊・生態系破壊・・・
from 沖縄で感じた日常
シュワちゃんは、ひょっと..
from 町人思案橋・クイズ集
無免許?シュワちゃん
from SUKA・SUKA・BLOG
迷惑トラックバック撃退方..
from スパム撲滅研究所
阪大論文捏造問題
from 誰でもわかる!最新医学ニュース
それみたことか
from The things tha..
生きながら火に焼かれて
from 変態のつぶやき
世界一
from なんでも世界一!
ヨコシマたそがれ
from 鳥新聞
日本の大学の改革
from アメリカ運動生理研究生活
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


よく聞かれること

帰国した際、よく聞かれる質問は
「何の研究されてるんですか?」

私はそれでいつも考えてしまう。
1つじゃないからだ。

  昔からやってる自分の研究、
  ボスから頼まれた研究、
  他のラボとの共同研究、
  これから始めてみたいと思っている趣味的研究、

数えだすときりが無い。

最近仕事が増えてきて、
自分がいくつのプロジェクトに関わっているのか
リストアップしてみると、なんと8個あった。
これが多いのか少ないのかよく分からないが・・・


また、問題を複雑にしてしまうのは、
一見全く異なるテーマが、実は目的が同じだったりすることである。

たとえば、「記憶の研究」と「薬物依存症」
一般のヒトが聞けば、全く別物の研究であると思うであろう。
しかし、どちらも「神経可塑性」という現象で引き起こされると考えられている。
これは、神経が新たに回路を形成する、と考えていただければよいかと思う。

記憶の形成に関わる遺伝子は
薬物依存症にも同様に関わることが知られている。
その数、驚くほど多いのである。

「神経可塑性」のメカニズムを解明するために
「記憶」を題材にするか、、
「薬物依存」を題材にするか、
それは研究者の好みということになるわけで、
それほど大きな問題ではない。
(研究費が取りやすい、取りにくいなどの要因もあるが)
むしろ、記憶形成にかかわる遺伝子が見つかり、
これが薬物依存にも関与していたら
その遺伝子が「神経可塑性」に関わっている可能性が高まるわけである。
従って、両方やってみたくなるわけである。

一般のヒトにはこういうことはなかなか伝わらない。
そして、神経可塑性ということを説明するのも面倒で、
ついいつも「記憶の研究」と言ってごまかしてしまうのである。

しかも、神経可塑性以外のテーマもやっているので、
結局「今日はどれをしゃべろうかな」と考えるわけだが、
一般のヒトにできるだけ身近なことを話そうと思うと、
記憶あたりが無難なのである。


ちなみに、「記憶の研究をしています」というと
必ず聞かれるのが

    「何を食べればボケないんですか?」

私はいつも
「ニコチンとカフェインはボケを解消する作用があるようなので
コーヒー飲みながらタバコ吸ってればいいんです。」
と言っている。

これは半分ジョークだが
間違ったコメントではない。
もちろん、ニコチンには肺ガンのリスクを高める という
説もあるわけで、将来ボケ老人をとるか、
肺ガン患者をとるか、という選択肢が生まれるのだが・・・

美容院のおにいちゃんは
「えー、やっとタバコやめたのに・・・」
と悔しがっていた。

そんな時の私の答えはこうである。

    「二コレットでもいいんですよ」
[PR]
by takabo34 | 2005-04-28 16:13 | ふと思った。
<< 頭ムキムキ 今更紅白前半 >>