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研究のためアメリカまでやってきました。海外生活や研究に使っているショウジョウバエの話を徒然に書いています。この小さな手にいかほどの夢をつかんで帰ることができるのだろうか・・・
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<   2005年 04月 ( 13 )   > この月の画像一覧

頭ムキムキ

4月から新しい実験を開始した。

小難しいことはおいておいて、
要は、ある遺伝子がショウジョウバエの脳の
どこで発現しているのかを調べる実験である。

アイオワに来てからは、ハエの行動ばかり観察していた私なので、
とても新しいことにチャレンジしているような気がしてならない。


ちょっと残酷だが、その方法を簡単にご紹介しよう。
エグイのが苦手な方は飛ばしてください(笑

  1)ハエの頭を切り落とす。
  2)ピンセットで首の方から丁寧に殻を取り外す。
  3)複眼を壊さず、ピンセットで丁寧に脳を取り出す。
  4)神経以外の邪魔な繊維をピンセットで取り除く。

その後は特殊な顕微鏡を使って
遺伝子の発現している場所を確認し、
写真を撮る。

ま、ショウジョウバエ自体が体長2-3mmの小さな生き物で、
頭部はその1/3-1/4くらいでしょう。
さらに脳はその1/3くらいでしょうか・・・
要するに

    めっちゃ小さい

これをピンセットで取り出すわけである。

というわけで、ピンセットの先はピンピンにとんがってないといけません。

実験を開始する前は必ず
まずピンセットを砥ぐことから始めます。
目で見てすごくとんがっていても、
顕微鏡下で見るとたいしてとがってないもんです。

ですから
顕微鏡を覗きながら砥石を使って砥ぎます。
どこから見てもピンピン。

    か、完璧や・・・

と思ってピンセットを机の上に置いたときに
先をどこかに当ててしまうとまたやり直し。

最近はだいぶ慣れてきて、
砥ぎ方もピンセットの扱いも上手くなってきた。

    俺のピンセットは世界一とがってるぜ・・・


道具がいいと仕事がはかどる、と言いますが、
まさにその通りです。
最近では1日で30--40の脳を取り出しています。


しかし、間違いなく言えることは、
こういう作業は、手先の不器用なヒトは絶対にできない。
また、緊張して手がプルプル震えるヒトや
アルコール中毒のヒトも無理やと思う。
ホント、手先器用で良かったわ・・・


もう少し腕を上げたら、
抗体を使って、タンパクの発現も見てみようかな。
うーん、楽しみだ・・・
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by takabo34 | 2005-04-29 14:52 | ショウジョウバエ面白話

よく聞かれること

帰国した際、よく聞かれる質問は
「何の研究されてるんですか?」

私はそれでいつも考えてしまう。
1つじゃないからだ。

  昔からやってる自分の研究、
  ボスから頼まれた研究、
  他のラボとの共同研究、
  これから始めてみたいと思っている趣味的研究、

数えだすときりが無い。

最近仕事が増えてきて、
自分がいくつのプロジェクトに関わっているのか
リストアップしてみると、なんと8個あった。
これが多いのか少ないのかよく分からないが・・・


また、問題を複雑にしてしまうのは、
一見全く異なるテーマが、実は目的が同じだったりすることである。

たとえば、「記憶の研究」と「薬物依存症」
一般のヒトが聞けば、全く別物の研究であると思うであろう。
しかし、どちらも「神経可塑性」という現象で引き起こされると考えられている。
これは、神経が新たに回路を形成する、と考えていただければよいかと思う。

記憶の形成に関わる遺伝子は
薬物依存症にも同様に関わることが知られている。
その数、驚くほど多いのである。

「神経可塑性」のメカニズムを解明するために
「記憶」を題材にするか、、
「薬物依存」を題材にするか、
それは研究者の好みということになるわけで、
それほど大きな問題ではない。
(研究費が取りやすい、取りにくいなどの要因もあるが)
むしろ、記憶形成にかかわる遺伝子が見つかり、
これが薬物依存にも関与していたら
その遺伝子が「神経可塑性」に関わっている可能性が高まるわけである。
従って、両方やってみたくなるわけである。

一般のヒトにはこういうことはなかなか伝わらない。
そして、神経可塑性ということを説明するのも面倒で、
ついいつも「記憶の研究」と言ってごまかしてしまうのである。

しかも、神経可塑性以外のテーマもやっているので、
結局「今日はどれをしゃべろうかな」と考えるわけだが、
一般のヒトにできるだけ身近なことを話そうと思うと、
記憶あたりが無難なのである。


ちなみに、「記憶の研究をしています」というと
必ず聞かれるのが

    「何を食べればボケないんですか?」

私はいつも
「ニコチンとカフェインはボケを解消する作用があるようなので
コーヒー飲みながらタバコ吸ってればいいんです。」
と言っている。

これは半分ジョークだが
間違ったコメントではない。
もちろん、ニコチンには肺ガンのリスクを高める という
説もあるわけで、将来ボケ老人をとるか、
肺ガン患者をとるか、という選択肢が生まれるのだが・・・

美容院のおにいちゃんは
「えー、やっとタバコやめたのに・・・」
と悔しがっていた。

そんな時の私の答えはこうである。

    「二コレットでもいいんですよ」
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by takabo34 | 2005-04-28 16:13 | ふと思った。

今更紅白前半

実家から紅白歌合戦のビデオが今頃届いた。
で、昨日前半戦まで見たのだ。

    ふむふむ、悪くねーな・・・

正直、面白かった。

紅白を真面目に見たのはかれこれ7-8年ぶりである。
知らない曲がたくさんあったが、エンターテイメントととして見ると、
なかなか良くできた番組である。

若者から年寄りまでを楽しませようと思えば、
おのずと盛り上げるのにも限界があり、
ギリギリの線でまとめあげた、という印象を持った。

しかし、
演歌系の重鎮たちが、知らない歌を歌っていて、
しかも、イマイチの曲だったりするので、
自分の新曲を無理して披露するくらいなら、
自分のヒット曲を歌った方がいいなあと思った。

美川さん、
衣装はすごかったけど、その歌知らんし、
名曲でもないと思うな・・・

川中美幸さん、
歌は相変わらず上手いし、きれいな声やけど、
その曲もイマイチやわ・・・

その点、
島倉千代子さん、
あなたは良く分かってらっしゃる。
やっぱ「人生いろいろ」が一番盛り上がりますよ。

前川清さん、
やっぱ、神戸の曲最高やね。
知らん曲よりよっぽど盛り上がりますわ。


まだ、後半は見ていない。
これからどう盛り上がっていくのか、
それとも盛り下がっていくのか・・・・・・
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by takabo34 | 2005-04-26 11:37 | 海外生活

機械で心が分かる?

ネットでニュースを検索していたら面白い記事を見つけた。
「人の心読む機械」できるかも=しま模様は縦、横?-脳の血流分析で的中・京都

脳の血流分析で、ヒトが縦縞模様を見ているのか、
横縞模様を見ているのか、分かるというのだ。
MRIだかPETだかを利用したものなのだろうが、
大変科学心をくすぐられる話である。

記事によると
「人の心を読むことのできる機械の開発に向け、小さいが確実な一歩。研究が進めば、身体のまひや言語障害のある人のコミュニケーションにも活用できるのではないか」と話している。 

ということである。

おそらく、この記事を読んだ普通の人たちは
  
  「ほう、近い将来機械でヒトの心がわかるのか・・・」

と感心して終わってしまうだろう。

その可能性は否定しないが、私などから言わせれば、
ちょっとover disucussion? といった感じがする。

  縦縞を見た時に 脳のどこが活動しているか?
  ということが分かるようになったわけである。
  そして、横縞を見たときに活動する場所が縦縞を見たときに活動する場所と
  違っているために、どちらを見ているかが当てられるのだろう。

もちろん、原著論文を読んでないのでハッキリしたことは分からないが・・・

さて、
「何を見ているか?」 が分かるということと、
それを見て「何を思い、考えているか?」 が分かることとは
1万光年くらいの隔たりがあるように私には思える。

縦縞を見て思うことはいろいろあずだ。
あるヒトは囚人服を想像するだろうし、
あるヒトはサッカーのユニフォーム、
縞馬を想像するヒトだっているだろう。

もしかすると、一生懸命縞の数を数えているヒトだっているだろうし、
幅が何センチか考えているヒトもいるだろうし、
縞とは全く関係ない今晩の食事について考えていたり、
不良息子の心配をしているヒトだっているだろう。

でも、今は 「何を見ているか?」 が分かるだけである。


喜怒哀楽おおまかな感情を当てることくらいは
近い将来できるようになるかもしれない。
個々の心を言い当てることはまだまだ遠い未来のことのように思う。

しかし、是非挑戦していただきたい。
すぐに分からないからこそ、研究する価値も、面白みもあるわけで、
なにせ、研究者冥利につきるというものだ。


新聞でScienceの発見を伝える場合、
その発見が具体的にどういうものかをくどくど説明するよりは、
それが将来何の役に立つか?を強調した方が
読者には分かり安いのだろうが、
あまり遠い将来のことを言い過ぎてもいけない気もする。

ま、私自身どうすればいいか、まだよく分からないのだが、
少し考えておいた方がいいかもしれないな・・・
と思ったのであった。
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by takabo34 | 2005-04-25 09:04 | ふと思った。

え?まじ?

最近堅い話が多かったので、
今日は心温まる笑い話を1つ。

このブログにたびたび登場している私の幼馴染がいる。
そう、ご存知のヒトも多いと思うが、
ヨン様に似ていると言われたことのある私をつかまえて

 「お前カンニングのメガネかけた奴に似てるわ」
     (誰に似ている? [2004-09-28 ]を参照のこと)

と言い放った、あいつである。
奴に会うと、たいていよからぬことが起こるのである。


渡米前の送別会をやってくれるというので、
わざわざ新幹線で東京まで出てきたわけだが、
ちょうどその当日、奥様に浮気の嫌疑をかけられていた。

  「ゴメン、今日は飲みにいかれへんし、
  泊めることもでけへんわ」

    おいおい、なんで来る前にそれを言わんねん・・・

私はすごすごと来た道を帰り、
引越し前のくそ忙しい時期に
ただ東京へ行って帰って1日を終えたのであった。

    あかん、書いてるうちにまた腹が立ってきたぞ

実はこれとすごくよく似た出来事が、その数ヶ月前にも起こっていた。
もちろん、その時も私が東京まで赴き、
もう一人の幼馴染の家に泊まった時であった。


アメリカに来てから一度帰国した際、
奴の家に泊まりに行く約束をした。
そう、記憶に残っている方もいるかもしれないが、
奄美大島の郷土料理「鶏飯」を奥様にご馳走になったときである。
( 眠れぬ夜に・・・鶏飯を思う [2004-09-27]を参照のこと )

その日はゆっくり飲み語り、
次の日も夕方まで用事が無かった私は
のんびりと彼の家でくつろいでいた。

そしたら、奥様がゴージャスな装いで登場し、
外出の準備を始めていた。
「どったの?」と聞くと
どうやら結婚記念日らしかった。

    なんで、先にそれを言わんのや?

    ただのイヤな客になっとるがな、俺・・・



今回3月に帰国した際、
正直、奴の家に行くのは辞めようかと思ったくらいだ。

    俺が行くと何か起こるかもしれん・・・

それで、今回は恵比寿の店で
もう一人の幼馴染と3人で飲んでみた。
私はその日オークラに宿をとっていたこともあり(まだバブル?[2005-03-01]を参照 )
別段これといった事件はなかった。
(正直に書くと、奴になかっただけで、私は災難に見舞われた。
あ、あかんまた思い出して腹が立ってきたぞ・・・)

奥様がおめでたと言うこともあり、
アイオワ土産を奥様に届けようと思っていたこともあり、
次の週に奴の家に行くことになった。


奴の家に泊まりに行く数日前
奴からの電話がなった。

ちょっとした不安を感じながら電話にでた。

  「どないしたん?」
  「お前が来たら ろく なことないわ」

    え?

  「何があってん?」
  「takabo・・・俺、足折ってもうた」

    まじ?

  「ほな、俺行かん方がええんちゃうん?」
  「いやいや、嫁も身重やし、俺も動かれへんから、お前がきてくれて
  ゴミだしとかしてくれた方がえーんや。ギャハハハ・・・」

    足折ったわりに、うれしそーやんけ・・・このバカちんが・・・

唯一の娯楽 サーフィン を楽しんでいて
その際のアクシデントで骨折したらしい。

    神様・・・悪戯が過ぎるって・・・

そして、奴の家に行く途中に、
私は渋谷で大人のおもちゃに遭遇することとなる・・・
( こ、こんなものが!!! [2005-04-02] を参照 )

おい、この際やからはっきり言っておくぞ!

    当分、お前ん家(ち)には行かんぞ。


奴は最近新車のBMWを購入した。
私の次の帰国予定は7月末。

次に奴の家に行ったら、新車が壊れるような気がしてならないのである。

いや、きっと壊れる。
なんか知らんけど、意味の無い自信があるのだ(笑

しかし、小学生からの幼馴染というのは、
これから作り直すこともできず、
今更変更もできないので、
奴には泣いてもらって、このまま遊びに行くしかないかもしれない。

なんせ、車は代車でこと足りるが、
幼馴染の「代え」はきかないのである(笑
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by takabo34 | 2005-04-23 12:47 | ふと思った。

一度にいろいろ・・・

女性は1度に複数のことをこなすと言われる。
男性は1度に1つのことしかできないそうだ。
これは脳の構造の違いだと考えている人達がいる。

昔々の彼女と電話をしていた時、
その彼女は私と楽しそうに話していたが、
ペラペラと紙をめくる音がして
「何やってるの」と聞くと
「雑誌を読んでるの」と言っていたな・・・

    俺との会話はそんなにつまんないのかよ・・・

落ち込んだものである。

私は男であるが、わりと1度に複数のことができる。
本を読みながら音楽を聴いたり、
実験しながらヒトと話したり、
合コンで女性と話しながら
次に何を注文するか考え、
更に注文するヒトがいないかどうかを判断したり、
このブログを書きながら、明日の実験の予定を考えたり
しているのである。


では仕事のことを考えてみよう。

私は1度に複数の仕事もこなす。
いや、こなすようになったのである。
最初はできなかったのだが・・・

仕事をやる上で、
おそらくどんな仕事でもそうだと思うが、

  ゆっくりでもいい、確実にやってくれれば・・・

ということではなかなか進まない。

ゆっくり確実にやって褒められるのは
せいぜい学生の頃までだ。

複数のことを確実にやってくれるヒトがいれば、
1つのことを確実にやるヒトは絶対に勝てない。
もちろん、何に価値観を置くかによって考え方も変わるが、
バリバリと仕事をして昇っていこうと考える場合
明らかに勝てないのである。

しかし・・・
これは1日が終わった時に複数の仕事が終わっていればいいのであって、
別に、電話の注文をしながらパソコンで書き物をしなければならない、
ということではない。
ようは時間の無駄を極力なくし、効率よく
次から次へとこなしていけばいいのである。
従って、男性であっても1度に複数の仕事をこなすことは可能である。

もっと広い視野に立てば、
仕事をしながら彼女や妻や子供のことを考え、
電話を入れてみたりお土産を買ってみたりしながら、
浮気相手のご機嫌も取りつつ、
趣味の仲間との連絡も絶やさない。
そういうヒトは、さぞかし仕事もできることだろうと思う。

昔から言うではないか、

    英雄色を好む・・・

非常にスマートに何事もこなし、
かつ、正確にできるヒトは(これが大事だが)
仕事もでき、家庭も安泰で、家庭以外でも楽しむことができるはずだ。

私もどうせなら、
英雄を見習うことにするかな・・・
なれるかどうかは別にして、
目指すことは誰にでもできるのだから(笑
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by takabo34 | 2005-04-22 10:49 | ふと思った。

生きながら火に焼かれて

生きながら焼かれて(dadaist dancer01jp)

たまにコメントをいただいているdancer01jpさんが
紹介していた本にずっと興味を持っていた。
「生きながら火に焼かれて」
タイトルから強烈なインパクトを受け、
おそらく大きな衝撃を受けるであろうと覚悟を決め、
自分が元気な時に一気に読もうと決めていた。

帰国して新宿の紀伊国屋で購入。
日本にいる時よりも、アイオワに戻ってから読んだ方が
じっくりとこの本に入り込めるだろうと思い、
日本滞在中、飛行機の移動中一度も眺めず、
4月12日、13日の二日間で読みきった。


大筋を簡単に説明しておこう。

中東シスヨルダンの田舎の村では女性は男児を産むためだけに
存在している。学校に通うことも無く、幼い頃から仕事をさせられ、
まさに、奴隷のように扱われて育つ。

婚前交渉はご法度。
婚前にSEXなどしてしまっては、家の恥!
自分の娘が淫乱娘であると村で噂になると、
家の恥を取り除くため、親は娘を殺してしまう。

父、息子らで家族会議が開かれる。
その会議に女性は母以外含まれない。
その会議で話し合われるのは「生かすか、殺すか」ではない。
「いつ、どこで、どうやって殺すか」である。

この本の筆者は自分に好意を寄せていた男性、
初恋の相手と17歳で結ばれる。
そして妊娠してしまう。
「結婚する」という男の甘い囁きにだまされたのである。

その後父や息子達の家族会議が開かれたのである。
その結末やいかに・・・
どのように死のふちから生き返ったのか。
その生き様やいかに・・・


読み終わって、考えさせられる、という感じはなかった。
ただただ、著者の潜り抜けてきた過去に呆然とし、
リアルな戦争映画を見終わった時のように、
疲れきってしまった。

これは民族間の文化の違いである。
娘を殺そうとした両親に罪の意識はまったく無い。
むしろ、処刑したことを誇りに思っている。

    この思想の違いってなんだ?

私は日本という国で教育を受けた。
アメリカにきてその教育の全てが正しいわけではないことを知った。
しかし、
おおよその方向性はそれほど間違ってはいない。
人間としての価値観にそれほどギャップを感じはしない。

  ヒトの嫌がることはしない
  困っていたヒトがいれば助けてあげよう
  喜ばれるとうれしい

中東の田舎の村では違う。

更に驚くべきことは
こういった悲惨な風習がトルコ、イラン、イラク、パキスタンなど
多くの国々の村で脈々と生き続けているということだ。

この問題を解決するためにはどうすればいいか?
今の私には皆目見当もつかない。
あまりに壮大で複雑なこの問題はいかにして解決されるべきなのか?
その国で革命でも起こらなければならないのだろうか?

これらに思考を延ばすことは
今の私では非力すぎて不可能である。

それが私の感想であった。
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by takabo34 | 2005-04-17 06:51 | 海外生活

日常

3月28日にアイオワに戻ってきて、

    「よーし、当分は早く帰るぞー」

と意気込んだものである。

  帰国前に大仕事はやっつけた。
  時差ぼけもあるし、
  少し実験は抑え目にして論文を書き始めよう、
  そして6時頃帰宅するんだ。

そんな淡い期待を持っていた。

それがどうだ。

  先週も今週もやることいっぱいで
  6時に帰ることなんかできへんやないかい!

  論文書きたいのに書く暇がないやないかい!

帰宅時間は7時、8時と徐々に遅くなり、
今時計を見たら9時前である。

    いつも通りやんけ・・・

そしてこんなことを考えてしまう。

    俺って今まで自分の希望通りになった事なんてないんちゃう?・・・

車だって一番欲しい車を買ったことなど無い。
アパートだっていつも妥協して安いアパート借りてきた。
パソコンだって一番欲しいスペック買ったことなどない。
この前買った時計だって一番欲しかったやつではないのだ。

し、しかも、
俺は帰宅時間さえも自分の希望を達成できないのか?

ま、そんなに大げさにいうことでもあれへんけど、
結局は現実に引き戻されるのである。

それにしても・・・
あれほどイヤというほどラーメンと焼き鳥を食ってきたのに、
もう既に食いたくて食いたくて食いたくて、しょうがない。

    ばかやろー!!

こんなこともで希望通りにならない日常を
今一生懸命受け入れているのである(笑

ったく、日常ってやつわ・・・
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by takabo34 | 2005-04-14 10:56 | 海外生活

マークスの山

高村薫 著 「マークスの山」上下巻読破した。
上は今ひとつ入り込めずにいた。
上を読んでから下を読み始めるまでに1ヶ月。
読み始めたとたん引き込まれてあっという間に読んでしまった。

刑事コロンボと一緒で、
はじめから犯人は分かっているパターンの推理小説。
複数の殺人事件がどこでどうつながっているのか、
最後までその結末が知りたくなるような内容に仕上がっている。

最後の種明かしのパターンは
以前このブログでも紹介した
「砂の器」と似ているなーと思った。
最後の種明かしが重要人物の遺書として
次々に明かされていく。
そこはちょっと急ぎ過ぎた印象を受けたが、
まあ、よく書けていた作品だと思った。

しかし、福井晴敏作品のように最後にずしっと心に残る、といった感じではない。
宮部みゆき作品のように、映像を事細かに表現して、本を読んでいるのに
映画を見ているような感じでもない。
私にはちょっとしっくりとはまってこない作品であった。




しかし、この1-2ヶ月で随分と本を読んでいる。

福井晴敏著 「Twelve YO」 と 「川の深さは」
高野和明著 「13階段」

現在は小説が飽きてきたので
「生きながら火に焼かれて」を読んでいる。

今後は
「終戦のローレライ」全4巻
「リヴィエラを撃て」上下巻
を読む予定である。

しかし、あんなに忙しかったのに。
なんでこんなに本を読めたんだろう?
と考えていて分かった。

飛行機の行き帰りである。
7時間くらいは本を読んでいたので、
生き返りで二冊読んでしまった。

さーて、これからの6冊は何ヶ月かかることやら・・・
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by takabo34 | 2005-04-13 13:32 | 海外生活

セミナー行脚

自宅のパソコンとして愛用していた
interlinkが壊れてしまった。
harddiscが「キューん」という音とともに黙り込み、
うんともすんとも言わない。

しまった・・・ご褒美に時計なんて買ってる場合じゃなかったな・・・

というわけで、あまり頻繁にブログをアップできなくなってしまった。


さてさてさて。

今回3週間の帰国でセミナー行脚してきました。
3都市4箇所。
毎週どこかに移動してセミナーというのも結構疲れました。
しかし、行った先々でもてなしてもらい、感謝しました。

さすがに4箇所も回ると、
回を重ねるごとに要領を得てきて
最後の方は自分でも上手くプレゼンできたと思います。

次の機会は、今回回らなかったところに行くこと。
次は夏に帰国予定なので涼しいところがいいな。

それから、もうすこし笑をとらなきゃなりません。
今回もジョークスライドを何枚か用意しましたが、
アメリカで多少うけたので日本で試したものの、
今ひとつ受けが悪かったので反省。

ちょっと日本人は真面目すぎるのかな?
と思ってしまいました。
もっと、気楽に聞いてほしいもんです・・・
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by takabo34 | 2005-04-09 13:55 | 海外生活