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研究のためアメリカまでやってきました。海外生活や研究に使っているショウジョウバエの話を徒然に書いています。この小さな手にいかほどの夢をつかんで帰ることができるのだろうか・・・
by takabo34
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ネズミも歌う 2

先日、ネズミもlove songを歌う話を記事で書いた。

そして、今日、その歌声をネットで聴くことができた。

もちろん、実際の雄はヒトには聞こえない高周波の音を出すため、
人間の可聴域まで周波数を下げた声をきいたのである。

イメージとしてはカラオケで男性の声を女性の声のように変えてしまう
ピッチシフターなどの機械があるが、ま、そんな感じである。

私の第一印象は、

    鳥みてーだ・・・

もちろん、そういう周波数帯に補正されているからなのだが、

  チューチュー

ではなくて、
  
  チチチチチ・・・

みたいに聞こえた。

    あ、なんか求愛っぽい・・・

私は大学4年から2年間、
ショウジョウバエのlove songの解析をやっていた。
毎日いろいろな種のハエのsongを聴いていたものである。
どことなく似ていて、ついつい昔を思い出したのである。
その結果の

    あ、なんか求愛っぽい・・・

である。

ついでに言わせてもらえば、
おそらく生得的なものではなくて、
学習して徐々にうまくなるタイプのsongであると予想する。
だって、鳥っぽいもん(笑

うん、1000円くらいかけてもいいな・・・
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# by takabo34 | 2005-11-04 14:40 | ふと思った。

ネズミも歌う

ネズミは人に聞き取れない高周波の鳴き声をだす。
これまで、雄がメスに対して求愛するための鳴き声は知られていなかったそうである。
が、しかし、その求愛の声が存在することが分かったそうだ。

鳥、鯨、昆虫、人間、
女性の心を射止めるためにlove songを歌うわけだが、
ネズミでようやく分かったというのは意外だ。

ショウジョウバエも愛の歌を歌う。
ハワイのショウジョウバエは
人に聞こえないような高周波の歌を歌うのだが、
随分昔から love song の存在は知られていた。

ネズミではそういう興味を持っている研究者がいなかったのかな?

しかし、そこはネズミの偉大さ。
おそらくこれから求愛関連の研究が
ネズミを使って進められるだろう。
なんせ、人のモデルの代表ですからね。

ショウジョウバエでは求愛関連の遺伝子がたくさん取られている。
しかし、求愛関連の研究があまりいい論文に掲載されないのは、
ネズミであまり進んでいなかったこともあるかもな。

これからネズミの研究が進めば、
ショウジョウバエで分かったことが再び脚光を浴びるかもしれない。

うん、悪くねーな・・・
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# by takabo34 | 2005-11-02 15:29 | ふと思った。

ザリガニを食す

NYのmeetingでは、研究所内に泊り込み、
毎日研究所内のCafe & Restaurantで食事をした。
朝、昼、晩、である。

一応イタリアンレストランということであったが、
夕食でザリガニらしきものが出ていた。

最初、東海岸だからメインロブスターかとも思ったが、
最終日に本物のロブスターが出たので、明らかに違うことが分かった。

隣に座った中国人が「これなんだ?」って気味悪そうに聞くので、
「小さなロブスターだ」と言ってやった。
「どんな味だ?」と気味悪そうにと聞くので、
「お前の国じゃ、もっと変なもん食ってるだろ?
海老みたいな味だからお前も食え!」と言ってやった。

食った後、「しょっぱい」と文句を言っていたが、
まずいとは言ってなかった。まったく素直じゃねーな、あいつらは・・・

日本でも茨城ではザリガニを食うと言っていたが、
私は10年も茨城に住んでいたのに、一度も食べたことがなかった。
が、
とうとうアメリカで食ってしまった。

感想は、
意外といける、である。
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# by takabo34 | 2005-10-25 15:07 | 海外生活

「やる気」遺伝子

久しぶりにショウジョウバエの話。
NYのmeetingで聞いた話である。

ある容器に溝 (谷と言うべきか) をつけて、
普通のハエが頑張ればその溝を渡れるけど、
そんなに簡単に「ひょい」とは渡れない、
その程度の大きさの溝をつけて
ハエのmotivaionのようなものを測定しようとしている人がいるらしい。

ポイントは「頑張らないと渡れない」ということらしい。

ちょっと「ホンマかいな?」とおもってしまう研究だし、
「物はいいよう」という気もしないではない。

しかし、私はこういう研究が大好きである。

そして、ある遺伝子を壊してしまうと、
「頑張れない」ハエになってしまうそうだ。

    頑張らないのか?それとも頑張れないのか?

そろそろ論文が出る頃だと思うのだが、
まだ読んではいないのだ。
読んだらまた紹介したいと思う。

大事なことは、
アイディア次第でいろいろな遺伝子が見つかる、
ということである。
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# by takabo34 | 2005-10-20 12:53 | ショウジョウバエ面白話

アメリカで焼き鳥を食す

どうしても食べたくなってしまったのである。
    
    焼き鳥食いて・・・

昨日の夕方突然衝動を抑えきれなくなり、
おもむろにスーパーへ行った。
鳥のモモ肉を購入。

以前友人からもらっていた竹串を確認し、
鶏肉を包丁で一口大に切った。

次いで、竹串に丁寧に突き刺していき、
日本の焼き鳥よりもちょっと長い焼き鳥の下ごしらえを完成させた。

    さーて、どうやって焼くか・・・

たくさんあればテラスで、BBQコンロを使うのが楽だが、
たった4本である。

おもむろにコンロにフライパンを置き、
その上に網をセット。
電気コンロなんで、最初はぜんぜん焼けなかったが、
5本経過してから順調に焼き始めた。

  じゅーじゅー

    あー、たまらん・・・

いい感じで煙モクモク。

    もうちょっと焦げ目をつけて・・・

塩をパラパラまいていたときである。

  ビビビビー

火災報知器がなったのである。
とめ方が分からない。
気付いたら部屋中煙だらけ。
リセットボタンらしきものを押したが止まらないのである。

そうこうしているとアパートの隣の住人が
驚いて出てきたりしていた。

    や、やばい。

とっさに部屋中のブレーカーを落とし、
やっとのことで火災報知器を止めた。

部屋中の窓を全開。
こもった煙を吐き出すために扇風機を回す。

    あかん、めっちゃ寒い。

1時間後、おそるおそるブレーカーを上げたが
もう大丈夫だった。

キッチンにもどり、
まな板の上に無残に投げ捨てられた焼き鳥を見つけた。

    あーあ、冷め切ってるやん・・・

冷えびえした部屋の中、
冷め切った焼き鳥、
キンキンに冷えたビール。

    こんなはずや無かったんや・・・

次からはBBQコンロを使おうと思う。

あー、俺の焼き鳥・・・
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# by takabo34 | 2005-10-17 05:28 | 海外生活

after the meeting

今晩アイオワに戻りました。
最近はシカゴの空港に戻ると、なんだか帰ってきたって気がします。

すさまじい学会だった。
朝の9時からtalk sessionが始まり、
夜の10時半頃まで続く。
その間、ひたすらdiscussion。

今回は水曜日の朝から始まり、
日曜の午前中まで続いた。

これを体験してしまうと、日本の学会はホント、子供だましに思える。
うん、日本ではかなわないわけだ・・・

私はposter sessionで参加したが、
ひたすら3時間半しゃべりっぱなしだった。
喉がかれ、ペットボトルの水をがぶがぶ飲みながら
ひたすら話して、のべ40人くらいに説明したのではないかと思う。

その間の質問攻めは鋭く強烈だった。
が、しかし答えられないこともなく、かえって自信につながった。

一番うれしかったのは、
私が最も尊敬するDr. Heisenbergが私のポスターに訪れてくれたこと。
そして、褒めてもらった。また、的確なアドバイスももらえて感動した。

リタイヤするといううわさを聞いていたが、あと1年は現状維持で、
その後も別の研究機関に移ってでも研究を続ける意欲があることを聞いた。

    感無量や・・・

その日の晩は興奮して眠れなかった(笑

また来月この学会があるよ、と言われればげんなりだが、
2年後ならまた行きたいと思う。

反省点は語学力。
やはりまだまだNativeの英語についていけない部分がある。
救いは、こちらの言っていることは全て伝わっていたと言うこと。

ああ、もう少し耳を慣らせれば、
もう少しスマートな発表ができるだろうになあ・・・
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# by takabo34 | 2005-10-10 14:51 | 海外生活

NYへ

ちょいと学会に行ってきます。
1週間ほど。

帰ってきたら仕事がてんこ盛りだけど、
今は無事に発表が終わることを祈るだけ。

はあ、早く楽になりたい・・・

というわけで、
来週戻ります。
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# by takabo34 | 2005-10-04 17:24 | 海外生活

全滅

これは書かずにはおれまい?

最近、遺伝子改変ハエを作りました。
どんなハエかといいますと・・・

ハエは通常25度くらいで飼育します。
で、30度の部屋に入れておくと、ある遺伝子が発現する、というハエを作りましたです。
普段は念のため18度の恒温器の中でこの遺伝子改変バエを飼育しておきます。
そして、実験開始の数時間まえに30度の部屋に入れ替えます。
そうすると、実験の時だけ、その遺伝子が発現してくるので、
その遺伝子の性質をより厳密に調べることができます。

ここまではいいとして・・・

さて、昨日月曜日、週末空けて、初めてこの遺伝子改変バエを使って
実験をする予定にしていました。

もう、わくわくどきどきです。

    さーて、今日は忙しいぞう!

恒温器の扉を開けようとして、
ふと、温度表示のデジタルモニターが目に入りました。

  34度

    え?なんで?

もう一度確認。

  34度

    え・・・・・・

あわてて扉を開けました。
まるで密室に閉じ込められた我が子を助けるかのように
(我が子はまだいないが、たぶんそんな感じだと思う)
ハエの入ったラックを取り出しました。

    え・・・・・・

全滅でした。

すでに実験をして、再検査するハエ、
これから実験をして解析するハエ、
おまけに、低温でなければ生きられない突然変異のハエまで、
全滅でした。

どうやら週末に停電した様子です。
その後恒温器の誤作動で温度設定が変わってしまったようだ。

日本じゃ考えられないな。

    バカヤロー!俺の2週間を返せ!!

今年一番ドキドキする実験は
10月NYであるmeetingが終了してから再開するしかない。
できればmeetingで話したかった・・・

    ふん、ぐれてやる!!
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# by takabo34 | 2005-09-28 12:24 | ショウジョウバエ面白話

ソルトレイクの塩

ソルトレイク、
オリンピックの行われたこの街の名物は 塩。

知らなかったな、あそこの湖は塩の湖だそうだ。
岩塩みたいのがたくさんあるらしい。

旅行のお土産にこのソルトレイクの塩をもらったのだ。

で、アイオワポークのガーリックステーキを
この塩と胡椒で味付けして食した。

    うん、んまい・・・

ちょっととんがった感じの塩味。
見た目も若干あかちゃけている。

    うーん、なんか本物っぽいな・・・

日本の味塩も捨てたもんじゃないけど、
たまにはこういうナチュラルな天然塩もよいな・・・
ミネラル補給、たんぱく質補給、ビール補給。

ちょっとした贅沢ディナーだった。
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# by takabo34 | 2005-09-26 12:28 | 海外生活

NYへ

来月そうそうNYへ行く。
学会である。

この学会に私が学生時代から尊敬していた
Dr. Heisenbergというヒトがやってくる。

私は2人のショウジョウバエ研究者をこよなく愛している。
Dr. Benzerと彼である。

Dr. Benzerは昨年のサンディエゴの学会で目撃した。
今回はDr. Heisengergを生で見ることができる。
もしかすると直接話せるかもしれない。

私が研究を志す何年も前から彼らは研究をしており、
もういいおじいさんだが、いまだに現役で
おもしろい研究を続けている。

私が思いつくことの多くは、彼らの後追い実験である。
しかし、Dr. Heisenbergはもうすぐリタイヤするといううわさを聞いた。
もしかすると、これがラストチャンスかもしれない。
そう考えると、今回の学会はとても有意義に感じる。

彼のように優秀な研究者が研究の世界から姿を消せば、
私のような凡人が思いつく研究も「世界で一番のり」を連発できる
可能性があるかもしれない。
このことはもしかすると私にとって大きなメリットであるのかもしれないが、
とてもそんな風には考えられない。

彼がいなくなると、その分、科学の進歩が遅れてしまうのではないかとさえ思える。
また、彼の存在している間に、彼の仕事を超えるような研究をやりたかった。

学会会場で会ったら、
「辞めないでください」
と言ってみようか・・・

これは、正直な気持ちである。
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# by takabo34 | 2005-09-24 19:02 | 海外生活